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商品先物取引[取引ルール]


商品先物市場における取引ルールは、商品取引所が「業務規定」として定めています。以下で基本的なルールを説明します。

◆取引単位と呼値(よびね)

商品先物取引では、取引の単位は、1枚、2枚といった「枚」が用いられています。また、商品取引所で決められる価格は、1枚あたりの価格ではなく、「呼値」というさらに小さい単位の数量に対する価格となります。

東京工業品取引所の金を例に取ると、取引単位(1枚)は1000グラム(1キログラム)で、呼値は1グラムです。取引単位は呼値の1000倍になります。
金を2,500円で1枚買ったとすると、
2,500円×1000倍=2,500,000円の取引をしたことになります。

従って、商品取引所の価格が50円変動すると、1枚あたり
50円×1000倍=50,000円の差損益金が発生することになります。

◆限月(げんげつ)

商品先物取引は、銀行の普通預金や、現物株式取引と違って、買った(売った)商品を転売して(買い戻して)取引を終了する期限が、6ヶ月後や1年後などと定められています。この最終期限の月を「限月」といい、最終取引日のことを「納会日(のうかいび)」といいます。

もし納会日までに決済しなければ、買った場合は、その商品の総代金を支払い品物を受け取ることになり、売った場合は、品物を調達して渡すことになります。(東工取の原油など現金決済銘柄は、納会日に必ず反対売買をすることになります。)納会日を迎えた限月は取引終了となります。各銘柄とも、それぞれの限月ごとに価格がついて取引されています。納会日の翌営業日には新しい限月が発生します。

◆取引方法

日本の商品先物取引では、「ザラバ」という取引手法が採用されています。

・ザラバ取引

株式と同様、「価格優先・時間優先の原則」によって取引が行われます。市場に出された注文の中で、売り注文と買い注文の価格と数量が合致したときに取引が成立し、個々に約定価格が形成されていきます。そのため、同一商品の同一限月に時間を追って複数の約定価格が存在することとなります。
東工取のザラバ取引は、寄付、前引け、後場寄り、大引の1日4回、板寄せ取引に相当する、板合わせが行われます。この板合わせで成立した取引は、それぞれ1つの価格で取引が成立します。前場、後場とも、この板合わせと板合わせの間が、ザラバ取引時間になります。


◆サーキットブレーカー制度(CB)

サーキットブレーカー制度(以下CB)とは、価格が一定以上の変動を起こした場合に相場の安定化のために発動する措置のことです。CBが発動したときは、CB発動時刻から5分間(銘柄による)立会を中断し、また、立会再開時はCB幅を拡張し立会を開始します。

銘柄によりCB幅及び発動回数に違いがございますのでご注意ください。

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